2月7日(金)・8日(土)★会津絵ろうそくまつり

2月7日(金)から8日(土)にかけて、
会津絵ろうそく祭りが若松市内各所で開催されます。

会津に漆木の栽培が奨励された約400年前、
その樹液は漆器に、その実からは蝋の精製が始まりました。
会津の蝋は質も良く生産量も多く、江戸の町に流通する蝋の約8割を占めるほどに、
華やかな絵柄を用いた絵ろうそくは上流社会で愛用され、
花のない冬の会津では仏壇に供える花の代わりに親しまれました。

洋ろうそくが型に蝋を流し込み成型するのに対し、
和ろうそくは串に芯を固定し、高温に熱した蝋を何度も薄く付け重ねて成型します。
そのため、断面に綺麗な年輪と中心に空洞ができることにより、
洋ろうそくにはない空気の流れが作られ、
多少の風では消えることのない強さと、独特な揺らぎを魅せる炎となります。

会津絵ろうそくまつりでは約10000本に灯りがともります。
古く受け継がれたろうそくが、
城下町の姿を幻想的に照らしだす一夜をお愉しみください♪

◎会津絵ろうそくまつり~ゆきほたる~◎
日時:2月7日(金)~8日(土)17:30~21:00
場所:鶴ヶ城 御薬園 市内各所
アクセス:当館からお車で約30分
お問合せ:会津まつり協会 0242-23-4141