月別アーカイブ: 2017年3月

春待つ会津♪ おすすめ桜の名所(その2)

会津若松市、喜多方市の(その1)に続いて、下郷町、猪苗代町、南会津町の
桜の名所です!

<下郷町>

■湯野上温泉駅の桜
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ソメイヨシノなど約30本が、日本で唯一の茅葺き屋根の駅舎を彩ります。
駅舎脇にある足湯に浸かりながらのんびりと桜を鑑賞できます。
例年の見頃:5月上旬~5月下旬
場所:下郷町・湯野上温泉駅
http://www.tif.ne.jp/jp/spot/spot_disp.php?id=5737

<猪苗代町>

■観音寺川
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観音寺川両岸に約1kmに渡って桜が咲き誇ります。
護岸工事がされていないため、昔懐かしいのどかな雰囲気です。
ソメイヨシノのほかシダレザクラやヤマザクラなど、種類によって
姿・色の違いが楽しめます。
例年の見頃:4月下旬~5月上旬
場所:耶麻郡猪苗代町川桁
   JR川桁駅から徒歩約1分
http://www.bandaisan.or.jp/entry.html?id=86744

■亀ヶ城跡の桜
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亀ヶ城跡公園から、残雪の磐梯山とともに桜を楽しめます。
例年の見頃:4月下旬~5月上旬
場所:耶麻郡猪苗代町字古城跡
   JR猪苗代駅より車で約5分、徒歩約20分
http://www.bandaisan.or.jp/entry.html?id=86762

■猪苗代町営磐梯山牧場の桜
NHK大河ドラマ「八重の桜」のオープニングで、磐梯山を背景に
桜色の和傘が広がるシーンのロケ地としても知られています。
牧場へと続く桜並木が綺麗です。
例年の見頃:4月下旬~5月上旬
場所:耶麻郡猪苗代町町営牧場
   JR猪苗代から車で約10分
http://www.inawashiro.or.jp/institution/bokujo/

<南会津町>

■伊南川沿いの桜並木
雪深い南会津の桜の開花は若松市内と比べると少し遅めです。
長閑に流れる雪解け水の清流伊南川沿いに、桜が凛と咲き誇ります。
例年の見頃:5月上旬~5月下旬
場所:南会津町伊南地区
http://www.kanko-aizu.com/miru/1906/

春待つ会津♪ おすすめ桜の名所(その1)

春の訪れを感じる会津旅、自然豊かな会津の桜をお楽しみにぜひお越しください♪
会津若松市と近郊の「桜の名所」をピックアップしました。

<会津若松市>

■鶴ヶ城公園
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日本さくら名所100選。約1000本の桜が天守閣を鮮やかに彩ります。
夜はライトアップもあり、お堀の水面に桜が映り込む模様はとても幻想的。
鶴ヶ城さくらまつり」は4月17日〜5月7日です。
例年の見頃:4月中旬~5月上旬
場所:会津若松市追手町1-1 鶴ヶ城公園

■石部桜
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樹齢約650年といわれるエドヒガン。10本の幹からなり、
枝張りは広いところで約20mという雄大な姿に魅了されます。
会津五桜のひとつです。
例年の見頃:4月中旬~4月下旬
場所:会津若松市一箕町八幡石部
   JR会津若松駅からバスで「飯盛山下」下車、徒歩約15分
   会津若松ICから車で約10分

会津五桜
・石部桜 (上記)
・大鹿桜 (猪苗代町 磐椅神社境内) 見頃:5月上旬
・杉の糸桜(会津坂下町 杉薬王寺境内)見頃:4月下旬
・虎の尾桜(会津美里町 雀林法用寺境内) 見頃:4月下旬
・薄墨桜 (会津美里町 伊佐須美神社境内)見頃:4月中旬

会津鉄道 会津五桜

会津バス・桜の名所循環バス
会津若松市内の桜の名所、石部桜や鶴ヶ城、花見ヶ丘などをまわる、
若松駅発着の循環バスです。
運行は4月8日(土)〜30日(日)の期間限定。

会津鉄道でお花見!会津鉄道沿線桜マップ

<喜多方市>

■日中線記念自転車歩行者道のしだれ桜
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かつて喜多方駅と熱塩駅を結んだ日中線の線路跡地に
長さ約3kmにわたって約1,000本のしだれ桜が咲き乱れる様は、
華やかな桜色のトンネルのようです。県内有数のお花見スポット。
例年の見頃:4月中旬~5月上旬
場所:喜多方市
   JR喜多方駅から徒歩約3分
http://www.kitakata-kanko.jp/news/detail.php?id=140

<会津美里町>

■宮川千本桜
宮川の両岸に植えられた約500本のソメイヨシノが、
残雪の磐梯山を背景に咲き誇る、会津有数のサクラの名所です。
例年の見頃:4月中旬~4月下旬
場所:大沼郡会津美里町宮林
   JR会津高田駅から徒歩約20分
   磐越自動車道・新鶴スマートICから車で約20分
http://www.tif.ne.jp/jp/spot/spot_disp.php?id=5725

※ 南会津・猪苗代町は(その2)をご覧ください!

4月の会津近郊イベントカレンダー

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あいづ食の陣・春(アスパラガス)

年間を通じて行われている「食の陣」、春はアスパラガスがテーマです。
会津は全国に誇るアスパラの生産地。採れたての瑞々しい絶品アスパラを、
参加店(レストラン、直売所など)でぜひ味わってみてください。

・日時:平成29年4月1日(金)~6月30日(日)
・お問い合わせ:あいづ食の陣実行委員会 事務局(会津若松市農政課内)
 TEL:0242-39-1253
http://aizu-shokuno-jin.jp/

おちょこパス 1日フリー乗車券(会津バス)

会津若松市内の観光スポットを巡回する「まちなか周遊バス」の
1日フリー乗車券に、会津塗のおちょこと会津木綿のパスケースが
ついてくるお得なセットを2,000円で販売中。その他特典も多数。
会津バス駅前案内所でお買い求めください(7:50~16:50 年中無休)。
https://www.aizubus.com/sightseeing/bus/ochoko-pass

磐梯吾妻スカイライン、冬期通行止め解除

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ダイナミックな絶景を誇る山岳ドライブルートとして有名な
「磐梯吾妻スカイライン」。
4月上旬に、冬期通行止めが解除される予定です。
この時期だけの、雪の回廊を走り抜けるドライブが楽しめます。
一般社団法人 福島市観光コンベンション協会

鶴ヶ城さくらまつり・鶴ヶ城公園ライトアップ
桜の開花に合わせて、會津十楽、大茶会など様々なイベントがあります。
また期間中、東日本最大級の規模で夜間ライトアップが行われます。
日本の桜100選にも選ばれた、夜桜の中に浮かび上がる鶴ヶ城の美しさを
ぜひご覧ください。

・日時:平成29年4月17日(金)~5月7日(日)予定
    時間はイベントごとに異なる
    ライトアップ・日没~21:30(開花時期を過ぎたら20:30)
・場所:鶴ヶ城本丸内、鶴ヶ城公園
・お問い合わせ:会津まつり協会
 TEL:0242-23-4141
・アクセス:当館より車で約30分
会津若松観光ナビ「鶴ヶ城さくらまつり」

会津清酒屋台村 会津清酒で花見酒in鶴ヶ城

会津の蔵元が鶴ヶ城に集合!
鶴ヶ城の桜を愛でながら、この春お勧めの地酒を楽しめます。

・日時:平成29年4月22日(土)17:00~20:00
・場所:鶴ヶ城二の丸
・入場料:利き酒セット500円(前売り。当日購入も可)
・お問い合わせ:会津若松酒造協同組合
 TEL:0242-26-1515
・アクセス:当館より車で約30分
会津若松観光ナビ「会津清酒屋台村 会津清酒で花見酒in鶴ヶ城」

【coolあいづ】漆器の魅力を再発見!漆器工房鈴武⑦

人間のみが漆のかぶれ作用への抗体を得ることが出来、漆を使いこなせる存在となった。

世界遺産・日光東照宮の「平成の大修理」で判明した、
中国産漆と国産漆の耐久性の違い。
どれほどに人間の手を介し精製し加工を施しても、自然から生まれたものは、
自然に抗うことは出来ない、自然と共に存在し自然へと帰りゆく本物の漆器。

⑦-2日光東照宮

漆について、その核心は自然との繋がりへと続いた。
漆と自然と人間の関係。
漆を見つめ続けた鈴木氏の人生観には、自然との関わりにあって、
その正しいあり方を見定めているようでもあるが、そのあり方を直接説き正そうとはしなかった。

その全てを託し生み出される彼の天然木と国産漆による「本物の漆器」には、
どこか心揺さぶられる情緒が宿っている。

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【coolあいづ】漆器を通して会津の魅力を発掘中です。
coolあいづ:会津のかっこいい!はここに生きる人の中にある。
また会いたくなる会津のcoolを紹介しています。

☆春のお料理☆椀・清汁仕立と、料理長おすすめ彩り會席膳レポート

3月1日より、見た目も華やかな春のメニューに変わりました。
春の季節感を大切に、姫竹や独活(うど)などの山菜、桜鱒、
眼張など、旬の食材をふんだんに使ったメニューをご用意しています。

今回ご紹介するのは、椀・清汁仕立です。

清汁仕立

蛤の出汁のきいた味わいと、丘ひじきのシャキシャキとした歯ごたえ、
そして独活を口に入れたときに感じるほろ苦い香りが、春の訪れを
感じさせてくれます。

料理長・芦田のこだわりは、春の「出合いのもの」。
「出合いのもの」とは、旬の食材同士の組み合わせです。
たとえば、蕪の美味しい時期には鯛が、鰤の美味しい時期には大根が
旬を迎えるように、それぞれの味わいを引き立て合う食材が一緒に旬を
迎えるのです。
この「出合いのもの」を大切にすることこそが料理であると、芦田は
言います。
旬の食材同士の味わいや香りを邪魔しないように気を配り、
薄味に仕立ててあります。ぜひ、目で、舌で、春を味わってください。

「料理長おすすめ彩り會席膳」は、以下の内容です。

Bイメージ

食前酒:桃酒
旬菜 :旬の彩りいろいろ
椀物 :清汁仕立
造り :三種盛り
陶板 :国産牛サーロインやきしゃぶ
焼肴 :桜鱒の新緑焼き
温菜 :眼張と春野菜の煮付
揚物 :揚げ物三種 
食事 :会津こしひかり
香の物:三種盛り
汁  :田舎味噌仕立
水菓子:ラズベリー羹 苺

大内宿観光に便利な「猿游号」ご案内

少しずつ春めいてきました♪ 冬のあいだ雪にすっぽりと覆われていた
大内宿も、いよいよ観光シーズンを迎えます。
そこで、観光に便利なバス・猿游(さるゆう)号をご案内します。

■レトロバス 猿游号(4月1日~11月30日)

大内宿の最寄り駅は、茅葺屋根の駅舎で知られる「湯野上温泉駅
(ゆのかみおんせんえき)」です。
例年4月1日から11月30日まで、大内宿と湯野上温泉駅のあいだを往復
するレトロな車体の乗り合いバス「猿游号」が、会津鉄道のダイヤに
合わせて1日6~8便運行されます。

(★4/20までの猿游号時刻表)
湯野上温泉駅発 → 大内宿入口
9:40、10:40、11:40、12:30、13:50、15:00

大内宿入口 → 湯野上温泉駅
10:00、11:00、12:00、12:50、14:11、15:20

(★4/21からの猿游号時刻表)
湯野上温泉駅発 → 大内宿入口
9:00、10:00、10:40、11:20、12:05、13:05、14:05、15:05

大内宿入口 → 湯野上温泉駅
10:20、11:00、12:25、13:25、14:25、16:00

ご予約は前日19時まで。下記、広田タクシーのサイトからインターネット
での予約も可能です。
下郷区間(湯野上温泉駅~大内宿)は予約なしでの現地乗車も可能です。

また、猿游号1日フリー乗車券と会津鉄道がセットになった「大内宿共通
割引きっぷ」も発売されますので、ぜひご利用ください。
(発売場所:会津鉄道 西若松駅、芦ノ牧温泉駅、湯野上温泉駅、
会津田島駅、および猿游号車内、東山温泉観光協会)

当館から会津鉄道「芦ノ牧温泉駅」については送迎バスがあり、事前予約
にて承っています。
また当館から大内宿までは、お車で約20分です。

■広田タクシー 猿游号
http://london-taxi.jp/busroute.html#saruyu_anchor

■会津鉄道 トップページ
http://www.aizutetsudo.jp/index.php

☆春のお料理☆筍黄金焼きレポート

少しずつ温かいお日にちも増え、春の足音が聞こえるようです。
春のお料理には筍や蕗、春独活やこごみなど山里の旬の食材を使い、
山菜に馴染みのない方にも美味しくお召し上がり頂けるよう、
工夫を凝らしたお料理をご用意しております。

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今回ご紹介するのは筍の半身を使った筍黄金焼き。
舟に見立てた筍には和風出汁がしっかりと染み込み、
出汁の上品な味わいと共に筍のこくのある甘い香りと
シャキシャキと歯ごたえのある食感がお楽しみ頂けます♪
筍の上には濃厚な味わいの卵黄をベースにしたソースを、
筍・海老・ブロッコリーは和風出汁でさらっと上品に仕立てられているので、
濃厚なソースの中でもさらさらと箸が進みます♪

皮を剥ぐごとにふわっと漂う筍の甘みある香りと、
彩りに添えた桜の芽に山里の春を感じる一品です♪

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【coolあいづ】漆器の魅力を再発見!漆器工房鈴武⑥

「漆器」と「本物漆器」多くの事柄が科学的に解明されながらも、
人間には完全なものを作り出すことは出来ないようだ。
ところどころにその綻びが生まれている。

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「本物の漆器」その歴史は言い伝えと共にあった、
科学では及ぶことの出来ない「本物の漆器」の力、
自然の営みから生まれたそれは、科学ではなく人間の経験知から生まれ、
現代の科学をもってその力は解明された。

科学的に証明された古典的な製法からのみ生まれる「本物の漆器」
その古典の力を科学が証明した現代にあって、
「本物」とは何か。
「豊か」とは何か。
「本物の漆器」はその存在をもって多くのことを問いかけてくる。

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【coolあいづ】漆器を通して会津の魅力を発掘中です。

coolあいづ:会津のかっこいい!はここに生きる人の中にある。
また会いたくなる会津のcoolを紹介しています。

会津酒造取材:若きリーダーが追い求める日本酒

「皆がわいわいとテーブルを囲み、そんな中に日本酒の瓶があって、
いつの間にか空になっている、そんな風に日本酒が身近なものになって、
そんな中で自分の造った日本酒が飲まれているのが目標ですね」
南会津の人々に愛される蔵元で育った渡部さんの理想は人の日常に近い日本酒のあり方です。

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会津酒造の特徴はその仕込み水にもあり、蔵の中に湧き出る井戸水はドイツ硬度を基準とし、
軟水が0から7、硬水が7以上という中で0.8と超軟水。
ミネラル分の多い硬水に比べ比較的緩やかに発酵が進み、
同じ度数でも口当たりの柔らかい飲みやすい日本酒に仕上がります。
その超軟水の特徴を活かした“山の井”シリーズは
日本酒にあまり強くないという渡部さん本人が飲みたいと思う、
超軟水の特徴を生かした丸みのある口当たりの優しい綺麗な日本酒です。

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“山の井”シリーズの裏ラベルには「感じるままに飲んで下さい」と一言添えられています。
例年の鑑評会について聞くと
「鑑評会は出品するからには全てトップを狙っていますが、
その日本酒がそのまま飲み手には届きませんから鑑評会は自己満足ですね、
もちろん鑑評会を目標とする事で技術が高まっているとも思います」と答え、
「だけど、日本酒は賞を取ったとかそういうことではなく、
自分に合った自分だけの日本酒を探してほしいです」
そしてそれに応えるだけの懐の深さが日本酒にはあると続けました。
受賞歴などに左右されることなく、
飲み手がその舌と身体と心で感じるままに飲んで欲しいと願い造った“山の井”。
渡部さん自身が日本酒の懐の深さの魅力にはまっているようでもありました。

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南会津で一番古い蔵元から若者の伸び伸びとした挑戦が続きます。