月別アーカイブ: 2011年7月

観音沼のマイナスイオンでリフレッシュ♪

こんにちは!営業の兼子です。
私が住んでいる喜多方市でも連日の真夏日つづき。
7月18日、家族3人で涼をもとめて南会津郡下郷町にある観音沼森林公園に
散策に出かけてきました。

この日の会津の気温は、33.5度の真夏日でしたが、観音沼は自然の
クーラーのようで、日陰に入ると汗がすっーとひき、とても快適です。
標高900mの森林に囲まれる観音沼。
森林散策が心地よいのは、根から吸収された水分が葉の気孔を通して大気中に蒸発する時に大量のマイナスイオンが発生するからだそうです。

1時間半ほど散策しましたが、木立に響く軽やかな鶯(うぐいす)のさえずりや、飛び交う多くの野鳥、沼辺のほほえましいカルガモ親子に心はすっかり和みました。

また、紫色の風鈴に似たホタルフクロウが咲いていて、風が吹くと
今にも涼やかな風鈴の音が聞こえるようで、とても印象に残りました。

私は学生時代に始めたサッカーを社会人になっても続けていましたが、最近ではスポーツで汗を流し、気持ちを切り替える機会が少なくなりました。
しかし、今回の観音沼での1時間半の散策で新たなリフレッシュを体験!
久しぶりにとてもさわやかな1日を家族と一緒に満喫できました。

8月の蕎麦畑、秋の紅葉など、これからの季節、見どころ満載の観音沼森林公園、お勧めです!

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◆観音沼森林公園◆

福島県南会津郡下郷町南倉沢

駐車場料金:
大型車1000円 普通車300円
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※観音沼森林公園のある南会津は7月28日現在で毎時0.09マイクログレイ(≒マイクロシーベルト)です。
(福島県災害対策本部データより)

新企画★がんばろう福島!5施設協賛・郷土文化めぐり

芦ノ牧温泉旅館、丸峰ではこの夏、福島・会津の自然や郷土文化に触れていただけるよう、
県内ならびに隣県の施設に協賛いただき、丸峰にご宿泊のお客様に限り、
会津の郷土文化を身近に感じていただけるプレゼント付きの企画をご用意いたしました。

各施設では郷土文化の体験教室も行っています。
この機会にぜひ、福島・会津の文化をお愉しみ下さい。

 

★詳細はHPトップバナーよりご覧下さい。

時の流れが止まったような往時の姿を留める「大内宿」

江戸時代の宿場町の面影を残す貴重な文化財として、「重要伝統的建造物群保存地区」に選定された会津若松の南にある大内宿。

会津若松から日光・今泉市に至る会津西街道(下野街道、南山通り)の宿場町として江戸時代に賑わいました。
会津藩など参勤交代の本陣が置かれ、年貢米の集積地として、物流・交通の要所として栄えます。
しかし、明治以降に新道が設置され、会津西街道の主要街道としての役割は終わり、大内宿も歴史のはざまにひっそりと息づくことになります。
その後、近代化の波も押し寄せますが、紆余曲折を経て江戸時代の往時をしのばせる街並みの保存運動が、「重要伝統的建造物群保存地区」の選定へとつながったのです。

歴史の流れに翻弄されることなく生き残った大内宿。
山の中の田園に囲まれて忽然と現れる茅葺屋根の街並みには感慨深いものがあります。
茅葺民家が旧街道沿いに整然と並び、路は舗装もされず、路両端の水路にはさらさらと清らかな水が流れています。
電柱もなく、路の真ん中に立てば、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのよう。

当旅館では【大内宿ナイトツアー】付のご宿泊プランをご用意しました!
明かりは月光と民家の行燈だけ。なんとロマンチックなのでしょう♪
夜更けにさらに風情を増した街並みを散策すると、民家でお茶やお菓子がふるまわれることも。

会津の夏、郷土文化や歴史に触れる旅先として南会津・大内宿にいらっしゃいませんか?

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【アクセス】
①東北自動車道・白河ICより国道289号、国道国道121号
②磐越自動車道・会津若松ICより国道118号
※行楽シーズンは国道118号、121号の混雑が予想されます。
大内宿こぶしライン(県道131号下郷会津本郷線)のご利用をおすすめします。
③会津鉄道・湯野上温泉駅下車後、お車で約20分

当旅館より、お車で25分♪

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玉蜀黍羹 ★料理長~こだわりの逸品★

今夏の新メニュー「玉蜀黍羹(とうもろこしかん)」について料理長に直撃!インタビュー。

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「玉蜀黍羹」は、すり潰した玉蜀黍をかためているとのことですが、舌触りがとても滑らかで、口に含んだときにとろけ、玉蜀黍の風味がまろやかに広がります。

流し固める際に、召し上がる方の舌ざわりを考慮して、固過ぎず、柔らか過ぎずのほどよい加減にするのが、調理のポイントとのこと。
内緒ですがここでちょっぴり秘密を公開♪ 
寒天を使わずにゼリーで固めることで、柔らかな舌触りを出しているようですよ~。

付け合せは、くらげと海素麺(うみそうめん)そして、イカ。
くらげはピリッと辛め、磯の香り豊かな海素麺とさっと湯通ししたイカにほんのり酢でさっぱりとした味わいです。

脇役・付け合せの役どころは、主役の口どけと風味を邪魔することなく、しかし同時に、くらげのコリコリとした食感、海素麺ののど越しの良い清涼感、イカのほどよい口当たりでアクセントを加えた演出をしたそうです♪

★☆ ちょっと豆知識 ☆★

*【海素麺】うみそうめん
ベニモズク科の紅藻のこと。収穫量が少なく、貴重な海藻。
寒天質で粘り気があり、ほのかな磯の香りとやさしい歯ごたえと、のど越しの良さが特徴。

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ひとつの器の中は小さな舞台だったのですね~♪
主役と脇役、配役を決め演出するのは料理長。
それぞれの役どころをじっくり味わうのも愉しいですね。

会津の旅にお越しの際には、彩り會席膳で「玉蜀黍羹(とうもろこしかん)」をご賞味ください。

※ なお、ご宿泊プランにより、彩り會席膳のメニュー内容が異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。

会津☆ひまわりのスマイル・フラワーアート♪vol.1

地元の福島民報社が主催の「スマイルふくしま ~育てよう笑顔の種~」というプロジェクト。
なんと、直径約50mの巨大な「スマイルマーク」をひまわりで作ろうというものです。

6月4日に私、HISAも参加し、当旅館から徒歩10分ほどの 戸草平(とくさだいら)という自然豊かな広場に、ひまわりの種を3万個!も蒔いてきました♪

その後の様子を知りたくて、愛しいひまわりちゃんに会いたくて、トコトコ出かけて行きました~~(手ずから種蒔いたひまわりは我が子も同然♪)

映画「ひまわり」のマストロヤンニよろしく、咲き乱れたひまわりの中でソフィアローレンとしばしの逢瀬・・と、ウキウキ気分で歩いていけば・・

へっ!?ひまわりがまだなーい。やっと10cmほど育ったものがポツ・ポツ・・ポツ・・・・
大輪の花を咲かせるのにはあと一か月はかかるとのこと。残念!
しかし、こんな山の中で、誰も見てないのに、きちんと枠取られた円形に芽を出し、けなげの一言。

マストロヤンニ気分に浸れず、足取りも重く帰路につくと、道の脇に地元のご婦人お二人!を発見。なんとも妙齢?の老婦人のお二人がにこやかに話しかけてくれました。ソフィアローレンの顔負けの素敵な笑顔。三人でしばしの談笑。

ひわまりは咲いていなかったけれど、スマイルでいっぱいの気分になれました。

戸草平のひまわりのその後は後日また♪

to be continued.  by HISA

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☆ おまけ ☆ 戸草平の場所

※Googleマップにアクセスし、
検索窓に”37.364378,139.907227″の数字を入れてください。

※Googleマップ http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&tab=ll

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古式ゆかしき伝統を誇る、南会津・田島の祇園祭☆

京都、八坂神社の祇園際、博多、櫛田神社の祗園山笠と日本三大祇園祭のひとつと並び称される南会津町・田島の「祇園祭」。

国の重要無形民 俗文化財にも指定され、その歴史は古く、鎌倉時代の領主の祇園信仰に端を発します。その後の歴史の流れの中で祭礼の形態はさまざまに変化しますが、いにし えの伝統を守ろうする心意気は今に伝わり、「会津田島の祇園祭」は地域の人々の神事として、また心の支えとして受け継がれています。

田島の祇園祭は、「お党屋(おとうや)」と呼ばれる組が、毎年、順繰りに持ち回りで祭事を担当します。そして、当年のお党屋を中心として、前年・翌年と併せて3組のお党屋が協力しあい、1年がかりで祭事を行うのです。・・こうして祇園祭は連綿と続いていくのです。

祭事のピークは、毎年7月22日から24日にとり行われる宵祭、本祭、そしてクライマックスの太々御神楽(だいだいおかぐら)。
中でも、22日・23日の「大屋台運行」、23日の「七行器(ななほかい)行列」、22日・23日の「子供歌舞伎・屋台上演」は必見です!

★「大屋台運行」
屋台には子供歌舞伎の舞台があり、芸場と呼ばれる場所を上演巡回していきます。移動の際、子供たちを乗せ勇壮に駆けていきます。喧嘩屋台とも呼ばれる屋台の駆け引き。その熱気と迫力には圧倒されます!

★「七行器(ななほかい)行列」
神の来臨を請うために、神酒・赤飯・鯖を七つの器に入れて、神前に奉献するための行列。田島の祇園祭では、行器を高島田を結った女性が持つ絢爛豪華な「日本一の花嫁行列」として有名です。花嫁さんが一同に会するなんて、なんとも不思議な光景です。

★「子供歌舞伎・屋台上演」
大屋台の舞台で演じられる子供歌舞伎。江戸時代の末期より始まり、明治初期より途絶えていましたが、平成6年に約120年ぶりに復活。地元町内や隣町等から募集した小学生から高校生までの子供たちにより上演されます。

日本の原風景ともいうべき貴重な会津の郷土文化。
失われたはずの日本の心に触れる旅にあなたも会津に出かけてみませんか?

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祇園際:7/22(金)~24(日)
◆お車:東北自動車道「白河IC」、 磐越自動車道「会津若松IC」から約1時間
◆電車:会津鉄道「会津田島」下車
◆お問い合わせ先:南会津町商工観光課 0241-62-6200
※当旅館からお車で50分♪
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★夏を彩る活け花★ 丸峰の花風景 vol.2

丸峰観光ホテルでは、館内の随所に活け花を飾っています。
スタッフがおもてなしの心をこめて活けております。

ここは料亭個室「胡蝶」の入り口です。
静と動を織り交ぜ、華やぎと落ち着きの空間を演出します。

季節の移ろいを感じていただき、心のうるおいとして下されば幸いです。

◇紫陽花と共に再登場♪ ご無沙汰しました。

ご無沙汰しております、HISAです♪
以前、”ヒサ”の名でブログを書かせていただいておりました。
“ヒサ”改め”HISA”でブログ、再デビューです~~

わたくしがなぜブログを再び書く気になったのか?
それは・・・「あじさい」のせいなのです!

当館では、玄関脇の庭の石垣の上にあじさいを植栽しています。
梅雨の季節になると、それはそれは見事な花を咲かせます。
お越しになるお客様にも喜ばれ、よく庭の前で記念写真をパチリ♪
そんな光景を含めて、丸峰の風物詩となっています。

今までのわたくしでしたら、あじさいの見頃を「そろそろかなぁ♪」と
常にチェックしていたでしょう。
しかし、なぜか今年は寄る年波のせい?生活疲れのせい?
開花を思いっきり見逃しておりました~ゴメンナサイ!!!!

本日、お客様のお見送りの際に、ふと庭を見ると・・
鮮やかなあじさいのブルー、BLUE、ブルー、BLUE、・・が目に飛び込んできました!

しばし見とれた後、はっと我に返ったわたくしは、
うかうかしてたら皆さまにお目にかける頃には枯れてしまう・・
花の盛りはわずかの間。
Life in the fast lane. 人生は駆け足のごとく!
この機会を逃すまじ!・・とブログを書き始めた次第です。

今年のあじさいの美しさは今年だけのもの。

しっとりと静かに庭に咲くあじさいを、ぜひ見にいらしてください。

to be continued. by HISA

夏野菜炊き合わせ ★料理長~こだわりの逸品★ 

今年から夏メニューに追加された「夏野菜炊き合わせ」について料理長に直撃!インタビューです。

「秘伝」なのでと口をつぐんでいましたが、・・・ちょっぴりレシピをご紹介♪

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夏野菜のかぼちゃ、とうがん、なす、きぬさやは、なるべく県内産を、そして安全で確かなものを厳選しています。

野菜はそれぞれ違う出汁を使って調理しています。
たとえば、とうがんは鶏がらスープを使います。
味付けのポイントは、醤油を使わないで野菜本来の味、色合いに仕上げること。

最後に炊き合わせた野菜を、秘伝の追い鰹や含ませの出し汁などに吉野葛でとろみをつけて、上品で繊細な旨味がでるようにしています。

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それぞれの野菜によって違う出汁で調理しているなんて!
なんて繊細で手間のかかるお料理なんでしょう。
器に端正に盛られた夏野菜の炊き合わせ。
まるで宝石のような一品です。

★☆ ちょっと豆知識 ☆★

*【追い鰹】 おいがつお〔おひがつを〕
鰹節でとった出し汁にさらに鰹節を加えること。うまみを増すため。

*【含ませ】ふくませ
含め煮のこと。

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会津の旅にお越しの際には、彩り會席膳で「夏野菜炊き合わせ」の逸品をお楽しみください。

※ なお、ご宿泊プランにより、彩り會席膳のメニュー内容が異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。

会津鶴ヶ城を支える石垣トリビア☆歴史のロマン

営業課の遠藤です。千葉県を中心に営業をしています。
会津観光のシンボル鶴ヶ城をちょっと違った角度からご紹介したいと思います。

太鼓門近くの石垣に直径2メートル、奥行3メートルにもおよぶ大きな石があります。
大きな石を魔除け(鏡石)としてあえて入れたのだそうです。

あまりの重さの石の運搬に遊女が石の上で踊って人足を励ました、との言い伝えから「遊女石」と呼ばれています。

石垣の加工は、時代の流れとともに進化していきます。
鎌倉後期の自然石をそのまま積み上げる「野面積み(のづらづみ)」に始まり、関が原の合戦以降盛んに用いられた、表面に出る石の角や面をたたき、平たくする「打込み接ぎ(はぎ)」、江戸時代初期から多用された、方形に整形した「切込み接ぎ(はぎ)」があります。

築城627年もの歴史がある鶴ヶ城は、天守閣、太鼓門周辺、鉄門・廊下橋付近でそれぞれの時代の石垣の変遷をみることができますよ。

どうしてこんなにも石垣に詳しいのかですって?
私は会津生まれの会津育ちで生粋の会津っ子、祖先は石積み技術集団「穴太衆」(あのうしゅう)。というわけで、石垣フェチ♪なのです。