【会津の郷土玩具】可愛くも不屈の?起き上がり小法師

*会津の郷土探訪シリーズvol.1

歴史の町・会津の民芸品として古い歴史をもつ「起き上がり小法師(おきあがりこぼし)」。
会津藩主の蒲生氏郷が下級藩士の生活の糧に作らせたのが起源とか。
会津三縁起物の一つとして、会津では子孫繁栄を願い、家族の人数より1個多く買い求め、神棚に飾る習わしがあります。

高さはたったの3センチほど。飾り気のない素朴な手作りの民芸品です。
その稚児に似せた風貌がまた温かく、何ともほのぼのとした気持ちになります♪

でも、侮るなかれ。掌にのるほどの小さな体に、何度転がしてもすぐに起き上がる「七転八起」の精神を秘めているのですぞ!
倒されても、倒されても、ぴょこんと起き上がる姿は、けなげで何とも愛らしい品です。
何だか、会津の、福島の、そして震災に遭われた地方の方々に向けてエールを送っているようで、胸キュンになってしまいます。

手作りのため、一品ごとに顔の表情が異なり、彩色は赤がオリジナルですが、最近はいろんな色のバリエーションがあり、少し大振りサイズのもありますよ♪
その一つ一つをゆっくりと味わう旅に出かけてみませんか?

◆∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∴‥∵‥∵‥∴‥∵‥∴‥◆
【起き上がり小法師】は、
当旅館・売店にてもお買い求め頂けます♪
◆∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∴‥∵‥∵‥∴‥∵‥∴‥◆