会津鶴ヶ城を支える石垣トリビア☆歴史のロマン

営業課の遠藤です。千葉県を中心に営業をしています。
会津観光のシンボル鶴ヶ城をちょっと違った角度からご紹介したいと思います。

太鼓門近くの石垣に直径2メートル、奥行3メートルにもおよぶ大きな石があります。
大きな石を魔除け(鏡石)としてあえて入れたのだそうです。

あまりの重さの石の運搬に遊女が石の上で踊って人足を励ました、との言い伝えから「遊女石」と呼ばれています。

石垣の加工は、時代の流れとともに進化していきます。
鎌倉後期の自然石をそのまま積み上げる「野面積み(のづらづみ)」に始まり、関が原の合戦以降盛んに用いられた、表面に出る石の角や面をたたき、平たくする「打込み接ぎ(はぎ)」、江戸時代初期から多用された、方形に整形した「切込み接ぎ(はぎ)」があります。

築城627年もの歴史がある鶴ヶ城は、天守閣、太鼓門周辺、鉄門・廊下橋付近でそれぞれの時代の石垣の変遷をみることができますよ。

どうしてこんなにも石垣に詳しいのかですって?
私は会津生まれの会津育ちで生粋の会津っ子、祖先は石積み技術集団「穴太衆」(あのうしゅう)。というわけで、石垣フェチ♪なのです。