会津の伝統工芸品 端麗な【会津塗】のご紹介♪

芦ノ牧温泉にある当旅館は、歴史が息づく町・会津地方にあります。
会津は豊かな郷土文化をはぐくみ、そのひとつに「会津塗」があります。

「会津塗」は木地、塗、蒔絵などの加飾の工程ごとに職人がおり、特に丸物(お椀)と板物(重箱)のそれぞれに専門の塗師がいるのが特徴です。

会津塗の歴史は、16世紀の終わりに豊臣秀吉の命により会津藩主となった蒲生氏郷が、前領地の近江より漆塗りの職人を呼び寄せ、漆塗の技術を洗練したことに端を発します。

江戸時代に入り、会津藩・保科正之はじめ歴代藩主がさらに技術革新に努め、
海外へも輸出を行い、漆器業は一大産業として発展しました。

幕末の戊辰戦争の打撃からも見事に復興した底力があります。
現在は国の伝統工芸にも指定され、後継者の育成にも力を入れています。

その繊細な技巧が施された作品には思わず!息をのむほどです。

当旅館におきましても、ささやかではありますが、
会津塗のお箸をプレゼントさせていただくプランをご用意しました♪

福島・会津・芦ノ牧温泉の湯につかり、季節の幸に舌鼓をうちながら
会津の歴史を紐解く旅にいらっしゃいませんか。

参考)会津漆器協同組合HP