秋の御薬園散歩♪その1 江戸時代からの薬用人参栽培

皆さん、ご存知でしたか?
会津は江戸時代からの薬用人参の栽培地でもあるのです!

皆さん、ご存知でしたか?
会津は江戸時代からの薬用人参の栽培地でもあるのです!
このお話は「御薬園(おやくえん)」から始めないとなりません♪

鶴ヶ城に程近くにある「御薬園(おやくえん)」

その歴史の変遷にも会津の来し方がみられます。

始まりは16世紀末に建てられた蘆名氏の別荘。

以来、長らく戦乱の時を経て、顧みられることなく江戸時代を迎えます。

その後、藩祖・保科氏により庭園が整備され、保養所として息を吹き返しました。
「御薬園」の名の由来は、2代目藩主・保科正経の頃、園内に設けた薬草園から。

3代目の保科正容の頃には薬草の栽培が本格的になり、薬用人参(オタネニンジン)の栽培は民間にも奨励され、「御薬園」と呼ばれるようになったとのこと。

その後、薬用人参栽培は藩直営の事業となり「会津和人参」として清国(当時)に輸出されるまでに至ります。
そうなんです、会津は以来、薬用人参の国内でも有数の栽培地なのです!

現在、庭園は築泉回遊式の大名庭園を名残をとどめ会津市街の憩いの場所となっています。
もちろん現在も約400種にも及ぶ薬草、薬木が植栽されています。
売店では「御薬園草茶」他、御薬園ブランドのお茶が販売されていますよ~♪

空も高くなり、流れる雲の様も秋の気配です。
会津の秋を御薬園で見つけてください♪

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場所  :会津若松市花春町8−1
料金  :大人310円、高校生260円、小・中学生150円
開園時間:8:30~17:00(入園は16:30まで)
アクセス:
 まちなか周遊バス「ハイカラさん」「あかべえ」とも
 「御薬園入口」下車徒歩3分
 ※鶴ヶ城から徒歩15分
駐車場 :有り(無料)
問い合わせ:御薬園 TEL 0242-27-2472

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 2013年4月6日~11月24日の土・日・祝日
 新白河駅発着の「大内宿」ミニ観光付き路線バス運行!

 当館は停留所「芦ノ牧温泉」の目の前♪

 ※ご予約は当館のフロントまで