軽やかな笛と太鼓♪春の訪れを告げる★会津彼岸獅子★

軽妙洒脱♪会津彼岸獅子舞会津彼岸獅子舞は、鹿・猪に似せた獅子頭をかぶった3体の獅子が、お囃子に合わせ、お腹の太鼓(鞨鼓・かっこ)を打ち鳴らし舞い踊る獅子舞です。

3体の獅子は太夫獅子(たゆうじし)・雌獅子(めじし)・雄獅子(おじし)から成り、その艶やかな衣装はかなり個性的です!角の数も違います。

地域によって「東山天寧」「川南小松」「下柴」「荒久田」「猪苗代西久保」「大和田」「赤枝」などと獅子舞団の呼称があり、それぞれに所作、獅子の衣装の紋様など異なります。

大河ドラマ「八重の桜」の第5話にもしっかり出演してましたね~♪
そして戊辰(会津)戦争で山川大蔵が会津彼岸獅子(小松獅子)と共に敵陣を突破、籠城戦の鶴ヶ城に見事、入城するエピソードは有名ですよね。
大河ドラマでもきっとその場面が描かれるのでは?楽しみです♪

会津では春のお彼岸に舞われることから「彼岸獅子」と呼ばれ、家内安全や五穀豊穣を願い、古式ゆかしい舞を舞いながら練り歩きます。

かつては各地にたくさんの獅子舞があり、お彼岸の頃に家々を巡り歩き、人々はそのお囃子の音色に春の到来を感じていました♪

でも獅子舞も伝承者不足で、今では貴重な文化遺産。
会津若松市の指定重要無形民俗文化財にも指定される郷土の伝統行事となっています。

その会津彼岸獅子舞が春分の日に鶴ヶ城を中心に市内を練り歩きます。
会津市内を散策中に出会えるといいですね☆

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日時:3月20日(水)10:30~16:00 
場所:市内各所の開催場所を巡回
   10:30~ 鶴ヶ城
   12:00~ 阿弥陀寺
       ほか市内各所
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画像:会津若松観光物産協会HPより