月別アーカイブ: 2011年8月

【会津の郷土玩具】可愛くも不屈の?起き上がり小法師

*会津の郷土探訪シリーズvol.1

歴史の町・会津の民芸品として古い歴史をもつ「起き上がり小法師(おきあがりこぼし)」。
会津藩主の蒲生氏郷が下級藩士の生活の糧に作らせたのが起源とか。
会津三縁起物の一つとして、会津では子孫繁栄を願い、家族の人数より1個多く買い求め、神棚に飾る習わしがあります。

高さはたったの3センチほど。飾り気のない素朴な手作りの民芸品です。
その稚児に似せた風貌がまた温かく、何ともほのぼのとした気持ちになります♪

でも、侮るなかれ。掌にのるほどの小さな体に、何度転がしてもすぐに起き上がる「七転八起」の精神を秘めているのですぞ!
倒されても、倒されても、ぴょこんと起き上がる姿は、けなげで何とも愛らしい品です。
何だか、会津の、福島の、そして震災に遭われた地方の方々に向けてエールを送っているようで、胸キュンになってしまいます。

手作りのため、一品ごとに顔の表情が異なり、彩色は赤がオリジナルですが、最近はいろんな色のバリエーションがあり、少し大振りサイズのもありますよ♪
その一つ一つをゆっくりと味わう旅に出かけてみませんか?

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【起き上がり小法師】は、
当旅館・売店にてもお買い求め頂けます♪
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首都圏の「会津観光キャラバン」で会津に元気を!

原発事故による福島県・会津地方への風評、観光自粛を払拭するため、会津若松商工会議所の主催、JR東日本協賛による「『がんばろう福島・がんばろう会津』~福島県の元気を会津から~」のキャンペーンが首都圏JRの駅で行なわれました。

放射線量は首都圏と変わらない会津、元気な会津を首都圏の皆さんにお伝えすべく、7月17日に立川駅、22日に新宿駅、23日に大宮駅にて、「会津 あったんです。まだ、極上の日本が…。」の真っ赤な幟(のぼり)をかざし、道行く人々に声をかけ、チラシを配るキャラバン隊。

今回のキャンペーンに連動し、首都圏と会津を直通で結ぶ「特急あいづ」が7月23日に運行♪
東京駅の地下通路にも「赤瓦」に変身を遂げた会津若松の「鶴ヶ城」のLED電飾看板が登場、7月31日まで設置、
大宮駅では「今度の休日は変わらぬ会津へ」を謳った巨大な横断幕が7月29日まで設置されました♪

会津若松商工会議所常任理事、観光運輸部会長を務める当旅館の女将も会津の観光復興を願う強い思いを秘めて、キャラバン隊を先導いたしました。

歴史と文化の宝庫、会津へ、おもてなしの心をこめて、この夏、皆さまの会津へのお越しをお待ち申し上げます。